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預金のメリット

株式投資や債券投資などの資金運用では、利回りが良い分それなりのリスクが伴います。

その点預金は基本的には額面上の元本割れという事はありません。

そうは言ってもやはり少なからずリスクは存在します。

それは金融機関が破綻した場合です。

この場合「ペイオフ制度」により、ある程度までの金額は「預金保険機構」によって保護されますが、限度額を超えた部分は場合によっては戻ってこないこともあります。

でもそうしたリスクも他の金融商品と比べると、うんと少ないようですから名の通った金融機関相手だとそれほど問題にすることもないでしょう。

では預金による資産運用は他の投資に比べてどのようなメリットやデメリットがあるのかを、最も利息が高い定期預金を例にとって、そのメリットについて具体的に見ていきましょう。

メリット1・預金保険の対象になる

なんと言ってもこれが最大のメリットです。ペイオフ制度により、ひとつの金融機関につき1人当たり1000万円までの元本と利息が保証されます。

メリット2・普通預金より金利が高い

普通預金の利息が0.020%であるのに対して、定期預金は5年もので0.05%にもなります。

メリット3・預金の意識が高まる

普通預金だと、つい出してしまいがちになるのですが、定期預金は途中で出せませんから貯める意識が高くなります。

メリット4・総合口座で借り越しができる

総合口座では普通預金と定期預金の通帳が一冊になっていますから、定期預金から借り越しができます。

では、次に銀行預金のデメリットを説明します。銀行預金にはデメリットが無いと考えている人が多いのですが、金融に関する知識が身に付くと実は銀行預金が最もリスクの高い資産運用だと気づく事になります。

銀行預金のデメリット

数は少ないのですが、銀行預金にはこんなデメリットがあります。

1.利息がほとんど付かない

定期預金といっても普通預金に比べてそれほど利息が高くありません。

2.金利上昇が反映されない

例えば5年定期であっても、途中で上がった金利上昇分は反映されません。

※ただし期間を延長すれば次の期間は反映される。

3.インフレに対処できない

最初に100万円銀行に預金したとして、30年後に引き出すとその金額は100万円と30年分のわずかな利息です。

仮に金利が0.1%として複利で30年間預けていたとします。その場合30年後には1,030,439円となります。利息はわずか3万円ちょっとです。

確かに利息は少ないけど、元本割れしてないからやはり預金にはリスクが無いと思われがちです。

しかし、現実の世界はインフレというのがあります。簡単に言うとお金の価値が下がって物価が上昇する現象です。

少し、昔の事を思い出して下さい。10年前と比べて世の中のほとんどの物の売値が上昇していませんか?

私の記憶では、自動販売機のジュースは100円でしたが今は120円です。チロルチョコレートは以前は10円でしたが、今は20円です。

このように時間が経てば経つほどインフレで物価は上昇していくのです。

反対の側面から見ればお金の価値が時間とともに減っていくのです。

10年前なら1,000円というのは、チロルチョコが100個買える価値があったのに、今では50個しか買うことのできない価値しかないのです。

お分かりでしょうか?形式的には元本割れしていなくても実質的には大きく元本割れしているのです。

少なくともインフレ率よりも高い金利で預金をしなければ、時間とともに実質的な価値は減っていくのです。

しかし、日本の銀行でインフレ率を上回る金利の預金というのは有りません。

これが多くの人が気づかない預金の最大のデメリットなのです。

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